誤解されやすい、投資の認識
投資の本来の言葉の意味はご存知ですか?
「投資」と同じ捉え方をされる言葉として『投機』という言葉があります。
投資は、将来が有望な投資先に、長期的に資金を投じることです。
対して、投機とは、相場の変動を利用して利益を得ようとする短期的な取引をすることです。
投機の場合、相場によっては大きな損失が発生する可能性があります。
本来は、上記の「投資」の意味合いが強い方が好ましいですが、『投機』の意味合いとも混合されるようになりました。
これらの言葉の認識が正しくされないため、“投資は怖い” “投資はギャンブルなので、大損するのではないか”、と誤解される方が多いのだと考えられます。
投資は、確かに必ずしも元本保証があるわけではなく、資金が目減りするリスクはあります。しかし、長い目でお金を増やしていくところが、投機とは異なります。
【投資の基本、”長期・積立・分散”】
また投資を行うにあたって、”長期・積立・分散”という考え方は欠かせません。
長期的に投資をするメリットとしては「複利」の効果があげられます。
複利とは、元本についた利子を次の投資にも組み入れて運用し、どんどん元本を増やす運用方法のことです。投資の期間が長ければ長いほど、複利の恩恵を受けることができます。
積立投資のメリットは、“少額からでも投資ができる” “買うタイミングの分散ができる” “自動的に投資を続けられる”という点です。中でも「買うタイミングの分散ができる」ということは、良い運用成果につながることが期待できます。
分散投資のメリットは、異なる商品を複数組み合わせ投資の対象を分散させることで、価格変動のリスクを抑えることができるという点です。
成長性がある企業だと信じて1社に株式投資をしても、資金が必要なタイミングに不祥事などが発生したら、資金計画は大きく崩れてしまいます。そのようなリスクを避けるためにも分散投資を行うようにしましょう。
これから資産運用を始められる人は、「投資」の本来の意味合いや、資産形成をする上で重要な考え方である”長期・積立・分散”について理解し、目的に応じて大切な資産の活用法を考えるといいですね。
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