金融知識の向上が従業員のエンゲージメントを高める!近年注目を集める“ファイナンシャル・ウェルビーイング”とは?
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以前のコラムなどで、ウェルビーイングの重要性について
お伝えをしてきましたが、
中でも、人々の生活を豊かにする
基盤になるものとして、注目されているのが
“ファイナンシャル・ウェルビーイング”です。
最近では、企業単位で従業員のファイナンシャル面を
サポートする企業が増えてくるなど、
社会的に関心が高まっています。
“ファイナンシャル・ウェルビーイング”とは?
そもそも「ウェルビーイング」(well-being)とは、
身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを
意味する概念で、「幸福」と翻訳されることも多い言葉です。
なかでもファイナンシャルウェルビーイングは、
快適な生活を送るために十分なお金を持ち、
お金を健全に管理できていることで安心感や幸福感、
充実感を得られているという状態を指します。
ファイナンシャル・ウェルビーイングを一言で表すと、
「自分自身のお金の健康状態やその管理能力に自信がある状態」
ともいえます。
企業が注目する理由!
ファイナンシャル・ウェルビーイングが従業員のエンゲージメント(生産性)にも大きく影響するってホント?
ウィリスタワーズワトソンが実施したGBA調査結果によると、
自身のお金に関する心配は健康上の問題と同様に
従業員のエンゲージメントやストレスレベルに
大きく影響することが分かりました。
参考:https://www.wtwco.com/ja-JP/Insights/2020/01/hcb-nl-january-kinugasa より
経済的健康・身体的健康とエンゲージメントの関係(出典:ウイリス・タワーズワトソンGBA調査)
近年、従業員の健康面でのサポートに関しては注目が集まり、
健康経営に取り組む企業が増加してきましたが、
金融面でのサポートや教育に取り組む企業はまだまだ少ないのが現状です。
しかし、会社が従業員のパーソナルファイナンスを一緒に応援することは、
エンゲージメントや生産性の向上の取り組みの観点から、
今後はますます無視できない課題になりそうです。
従業員のファイナンシャル・ウェルビーイングを高めるために会社が取り組めることって?
ファイナンシャル・ウェルビーイングが
生産性などにも関係することを知って、
重要なことは分かったけれど、
実際に会社として、どのような施策を打っていけば
良いか分からない・・・という方へ向けて。
従業員のファイナンシャル・ウェルビーイング向上のために、
企業として取り組むことができる施策をお伝えいたします。
【給与体系の見直し】
給与格差や給与体系の不透明さは、不満へとつながります。
このような不満が積み重なることで、
従業員のモチベーション低下につながってしまうというのも
よくあることです。
従業員が納得して働ける環境を整えるためにも、
公平性という観点からいま一度給与体系を見直して
みるのもよいかもしれません。
【ファイナンシャルサポート】
金銭面での問題は、精神的に大きな不安をもたらします。
この不安が大きくなり、仕事にも集中できないほどになってしまっては
仕事への意欲や生産性低下にもつながりかねません。
そのような状況にならないために、
従業員一人一人がファイナンシャルウェルビーイングの
基盤である“経済的安定”を得られるよう、
福利厚生制度や医療費の補助制度などを通して
会社側もサポートを検討することは、
働く社員にとっては心強いことです。
【金融リテラシー向上のサポート】
ファイナンシャル・ウェルビーイングの大きな基盤の1つとして
「お金の健康状態の管理」が挙げられます。
いまでこそ、学校での教育のカリキュラムに少しずつ
お金の教育が取り入れられるようになりましたが、
少し前までは、学校教育で金融知識を学ぶ機会がありませんでした。
そのため、今働かれている従業員の多くは、
教育の過程で金融教育を受けていないのではないでしょうか。
いくら会社側が福利厚生などでサポートをしたとしても、
従業員本人にお金の管理スキルや知識がなければ積極的な
活用につながらず、本当の安心にはつながりません。
このような側面もあり、
近年では従業員がより健康で働き続けられるよう
金融教育に取り組む企業も増えてきました。
世の中の関心が高まり、今後ますますニーズが高まるであろう
金融教育に会社をあげて取り組むことが
従業員のファイナンシャル・ウェルビーイングの
向上につながるかもしれません。
実は、金融の知識を得るのが遅かったと・・後悔している人も多い!
先ほどもお伝えしたように、
これまでは、日本の教育カリキュラムの中に
金融教育が組み込まれていなかったこともあり、
金融知識は必要になった時に自分で調べて学ぶというスタンスでした。
しかし、即席で付けた知識は活用しきれないことも多く、
「もっと早く知っておけば・・・」
そのように後悔する方も多いのが現状です。
そう。金融知識は必要な時にすぐに行動できるように、
事前に付けておくべき知識なのです。
また、金融知識を学ぶことは自分自身の資産や
今後のライフプランについてきっかけにもなります。
知識をつける+自分の現状や未来と向き合うことが、
それぞれの「ファイナンシャル・ウェルビーイング」を
高めることにつながるのです。
あなたの企業で働く従業員の
ファイナンシャル・ウェルビーイングを高め、
エンゲージメントや生産性を向上させることが、
会社全体のウェルビーイングにもつながります。
しかし、
「金融面でのサポートなんてなにから始めたらよいかわからない・・・」
「社内に専門家がいるわけでもないしハードルが高く感じる・・・」
そう感じてなかなか一歩を踏み出せない方も
いらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな経営者様にはぜひ、「MoneyWellness」を知っていただきたいです。
MoneyWellnessサービスについて
MoneyWellnessでは、お金のプロであるFPが
企業で働く従業員様のファイナンシャル・ウェルビーイングを
高めるための包括的サポートを行っています。
具体的には
・豊富な動画コンテンツで、日常に活かせる金融知識を身に着けることができる。
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・サーベイを活用し、従業員様のファイナンシャル・ウェルビーイングを
定点観測&結果に基づいた施策アドバイス
など
お金のプロが、
従業員個人の学び→実行→管理→振り返り
また、企業全体の実行→管理→振り返り
一連の流れをサポートをすることで、
企業で働く従業員皆様のそして企業全体の
ファイナンシャル・ウェルビーイング向上のお手伝いをいたします。
もちろん従業員が抱えている“気にはなっているけど
なかなか聞けないお金のお悩み”に対しても
一人一人丁寧にサポートをいたしますのでご安心くださいませ。
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