髪の日焼け対策している?美髪を保つ秘訣とは・・・
強い日差しが注ぐ中、できれば外出は避けたいですよね。
日焼け対策に日焼けクリームなどを塗っている方は多いかと思います。
実は肌と同様に髪も日焼けします。なんと髪は肌の約3倍から5倍も紫外線(UV)を浴びると言われています。特に5月から9月の午前10時から午後2時にかけてはUV量が多いので、髪のUV対策も必要です。
■紫外線(UV)が与える髪のダメージ
肌が日焼けすると薄い皮膚が剥けることがあるかと思います。髪も「キューティクル」と言われる、髪の外側を覆っている膜が日焼けによって剥がれてしまいます。すると、髪のたんぱく質や保湿する成分が外気中に逃げてしまうため、髪がパサつきやすく、枝毛や切れ毛などのトラブルにつながります。
また、カラーリングをしている方は要注意です。UVは髪内部の色素を分解する力があり、黒い髪から色素を抜いて赤みを与えます。そのため特にカラーリングをしている髪はUVの影響を受けやすいので、せっかく染めても髪の色持ちが悪くなります。
そして肌がUVを受けると、シミだけではなくシワやたるみの原因となります。髪や頭皮にも同様にUVを浴びてしまうと、細胞がダメージを受けてしまい、抜け毛や薄毛、白髪の原因となります。
夏に海やプールへ出かける方も多いかと思いますが、海の塩分やプールの塩素は髪に強いダメージを与えます。髪の水分を奪う働きがあるため、髪のパサつきや、きしみやすくなる原因になります。また、髪が濡れるとキューティクルが開きます。ドライヤーなどで乾かさずにUVを浴びてしまうと、よりダメージを受けやすくなります。
■夏は特にヘアケアを
UVや塩素で髪がダメージを受けてしまいますが、外出先でUVを全く浴びないことはとても難しいです。そこで、外出時や外出後のヘアケアを欠かさず取り組み、ダメージを最小限に抑えましょう。
肌の日焼け止めクリーム同様、髪専用の日焼け止めグッズもたくさん販売されています。これらをお出掛け直前だけではなく、外出先でもこまめに塗布するとより効果的です。また、帽子の着用や日傘の利用も効果的です。
そしてお風呂上りに化粧水を付けるのと同様に、洗い流さないトリートメントなどで髪を保湿することも大事です。
ケアすればよいのは肌だけではありません。輝く美しい髪は、きっと自身の良さをより引き立てます。
病は気から、健康は心から生まれます。
ヘアケアをバッチリ、お出掛けもキッチリ楽しみましょう。