お出かけを楽しもう!!～保険加入で安心補償～
令和初めての夏。夏といえばアウトドアやレジャーなどのお出かけ！
キャンプや釣り、ゴルフ、海外旅行など、様々なお出かけの計画をされている方も多いのではないでしょうか。
そんなお出かけを安心して楽しむために、お出かけ先で考えられるリスクについて確認しましょう。
■リスクのポイントは5つ！
【１：傷害】
川や海、山で遊んでいるときに転んでケガした場合、バーベキューをしていて火傷をした場合、またキノコ採りで毒キノコにあたった場合など。
これらのケガは傷害保険などで補償されますが、ケガの3条件として「急激性」「偶然性」「外来性」が挙げられます。
この条件に１つでも外れてしまうと、補償の対象外となりますので注意が必要です。例えば、靴擦れや低温やけど、飲酒運転や無免許運転などの違法行為、スカイダイビングやロッククライミングなどの大きな危険のともなうスポーツを原因としたケガについては補償の対象外となります。
【２：賠償】
誤って他人のキャンプ道具や釣り具を壊してしまった場合や、打ったゴルフボールが友人に当たってケガをさせてしまった場合など。
これら第三者への損害などは個人賠償責任保険で補償されます。例えば連れていた飼い犬が他人に飛びついてしまい、ケガをさせてしまった場合や、自転車で他人に当たってしまった場合なども保障の対象になります。これからのレジャーの季節には欠かせない保険です。
特に自転車事故による賠償額は9,000万円を超える場合もあります。サイクリングを楽しもうと考えている方は保険金額についてもチェックしましょう。
【３：自分の持ち物などの破損】
自分のキャンプ道具やスポーツ用具が壊れてしまった場合、また国内旅行・海外旅行先で盗難にあった場合など。
【４：遭難・捜索など救助費用】
山に遭難してしまった場合や、搭乗した航空機や船舶が行方不明になった場合など。
自分の持ち物（携行品）や遭難・探索などは国内旅行保険や海外旅行保険の対象です。これらの保険は旅行中の賠償責任に対する補償や、携行品の盗難、破損に対する補償、そして捜索救助費用などをカバーします。
しかし携行品の損害に対しても、偶然の事故による損害や本人所有物が補償の条件になるので、携行品の置忘れや紛失、友人から借りたカメラや会社のパソコンなどは補償対象外です。また、登山など遭難のリスクが伴う場合の事故は、保障対象外のケースが一般的です。
【５：車両】
賠償や傷害、持ち物の破損と重複しますが、例えば友人から借りた車を運転して事故を起こしてしまった場合や、自動車事故で他人にケガをさせてしまった場合、乗せた友人にケガをさせてしまった場合など。
車両でのリスクは傷害保険や個人賠償責任保険に加えて、必須の自賠責保険や、任意の対人・対物賠償保険や車両保険も確認しましょう。
対人・対物賠償保険とは、交通事故で他人や他人の財物に損害を与えた場合に保険金が支払われます。相手の車の修理費の他、建物・道路の修理費、そして同乗した友人や別居の親戚が交通事故でケガをした場合でも補償の対象となります。
車両保険とは、自身の財産である車両が対象となっており、交通事故や盗難、駐車場でのいたずら、飛び石でフロントガラスにヒビが入ったときの車両の修理が補償の対象です。また同乗していた友人を交通事故でケガさせてしまった場合などは、搭乗者傷害保険の補償対象となります。
■最後に
保険会社が取り扱う保険ごとに補償範囲が異なりますので、補償内容がご自身にとって十分かどうかをじっくり確認しましょう。
1日単位で入れる保険や、旅行期間に合わせて加入できる保険もあります。インターネットの普及で出発日当日でも申し込むことができ、大変便利です。
そして、ケガをしてしまった後の収入補償についても保険金が受け取れる商品もあります。
お出かけ中のリスクや、日々の万が一のリスクにも備えて保険を見直しても良いでしょう。
楽しい思い出になるはずだったお出かけが、思いもよらぬケガや事故などで悲しい思い出となってしまわないように、事前に準備して思いっきり楽しみましょう！
