悪い習慣のやめかた
「今度こそやめなきゃ…」と何度も思っているのになかなかやめられないこと、ありませんか?
なぜやめられないのか?それは悪い習慣で快楽を手っ取り早く得られるからです。
甘いものを食べると幸せな気分になる、買い物をするとすっきりした気分になる、タバコを吸うとホッと一息つけるなど、これらを行うとドーパミンが放出されて脳が快楽を感じ、その快楽をまた得ようとするため習慣化してしまうのです。
今回は3つのポイントを押さえ、3段階のステップで悪い習慣を断ち切りましょう。
ポイント1 悪い習慣ごとに自己分析すること。
『なぜその習慣がやめられなかったのか』『その習慣を行うことで何を得ていたのか』を自己分析することにより、正しい置き換えができるようになり、成功率もあがります。
ポイント2 小さな目標をクリアし、成功体験を積み重ねること。
スモールステップの原理ともいわれており、達成しやすい小さな目標を立てて成功体験を積み重ねることで、やる気を継続させます。
ポイント3 1度の失敗で悲観しないこと。
悪い習慣であっても、ずっと続けてきた習慣を変えるのは難しいものです。1日の目標を毎日のように失敗してしまうのはよくありませんが、たまに失敗した場合には「明日からまた頑張ろう」と前向きに考えましょう。
以上のポイントを踏まえて、具体的な3つのステップを進めていきましょう。
ステップ1:やめたいと思っている悪い習慣が複数あるのであれば、すべて書き出し優先順位をつけ、悪い習慣をつい行ってしまうきっかけを見つけましょう。それが何なのか、どこで気をつけるべきなのかを自分の中で把握します。比較的簡単なものから試して達成への自信につなげます。
ステップ2:きっかけを発見できたら、なぜ悪い習慣を行ってしまうのかを探ってみてください。例えば「満腹になったあとにホッと一息つきたいからタバコを吸う」といった目的が必ず見つかるはずです。「タバコを吸う」という悪い習慣を置き換えたいならこの目的に合うものに換えることで成功率を上げることができます。
ステップ3:進捗や成果を記録しましょう。「何日間継続できている」「失敗した回数が減ってきた」などが目で見てわかるようにしておくと、成功を実感しやすく自信に繋げることができます。
さあ、ポイントを押さえて、悪い習慣を断ち切りましょう。