メンタル不調による就労不能
今回は、メンタル不調によって
仕事が続けにくくなるケースについてお話します。
メンタル不調というと
「うつ病」「適応障害」といった
診断名を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし実際には、
次のような状態から始まることが少なくありません。
・朝起きるのが辛い、出勤を考えると動けない
・眠れない日が続き、日中の集中力が落ちる
・理由ははっきりしないが、常に不安や焦りがある
・仕事のミスが増え、自信がなくなる
こうした状態が続いても
「まだ働けているから大丈夫」
「疲れているから」
と無理をしてしまう方も多いです。
ところがある日、
医師から
「しばらく休養が必要です」
と告げられ、突然休職になるケースもあります。

メンタル不調による就労不能の特徴は、
本人にも予兆が分かりにくいこと
そして、回復までの期間が読みにくいことです。
数週間で復職できる場合もあれば、
数か月、場合によっては1年以上かかることもあります。
一方で生活は待ってくれません。
住宅ローンや家賃、
光熱費、通信費、保険料などの固定費は
体調に関係なく発生し続けます。
そのためメンタル不調による就労不能は
家計面でも精神面でも
負担が大きくなりやすいのです。

メンタル不調による就労不能は
誰にでも起こり得るものですが、
まったく防げないわけではありません。
大切なのは、「限界まで頑張る」ことではなく
早めに立ち止まることです。
・眠れない状態を続いている
・仕事のことを考えると強い不安が出る
・以前より疲れが抜けにくい
・休日も気持ちが休まらない
こうした状態が続くときは、
体と心が「少しペースを落としてほしい」と
サインを出している可能性があります。
無理を重ねてから休むより
早めに相談し、環境を調節することが
結果的に働けない状態を防ぐことに
つながります。
就労不能への備えで大切なのは
「どんな病名か」ではなく
・こうした状態になったら生活はどうなるのか
・収入が減った場合、どこまで耐えられるのか
を事前に整理しておくことです。
当社では就労不能のケースも想定しながら
将来の収支をライフプランとして整理し、
今の備えで足りるのかどうか確認できます。



