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2020年の教育改革!AI時代に向けて必要なもの

あと10~20年で、 49%の職業が機械に代替される可能性があると言われています。また、2011年にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、 今は存在していない職業に就くだろうと予測されています。

変化の激しい時代を生きる子どもたちが、社会の中で活躍できる資質・能力を育成する。それが2020年の教育改革です。

これまで日本の学校教育は、知識を蓄積するインプットを重視してきました。しかし知識を自分の頭に収めるのを大事と考える時代は、ネットに多くの知が集積し、人工知能(AI)が生活に入り込んでくるのにともない終わりを迎えます。

総務省が2016年に行った「ICTの進化が雇用と働き方に及ぼす影響に関する調査研究」で、AI時代に求められる能力のなかで特に重要なものとして、下記のような結果が出ています。

1位 「チャレンジ精神や主体性、行動力、洞察力などの人間的資質」

2位 「企画発想力や創造性」

3位 「コミュニケーション能力やコーチングなどの対人関係能力」

4位 「情報収集能力や課題解決能力、論理的思考などの業務遂行能力」

5位 「語学力や理解力、表現力などの基礎的素養」

このように、これまでの学力評価で主な指標であった「基礎的素養」や「業務遂行能力」の優先順位は下がっています。代わって人間的資質、企画発想力や創造性、対人関係能力といった、偏差値では測れないスキルが、実はAI時代を生き抜くために身につけておくべきものだとされています。

また今後は、1人1人の個性が求められる場面が増えていきます。それらに対応していくためには、子ども自身が興味のあることを発見し、幅広い体験をさせてあげることも大切でしょう。

「なにが好き?」などと問いかけ、向き合いながら、子どもの可能性をひろげていくために私たち親がサポートできることを、時代の変化を見据えつつ考え続けていけたらいいですね!

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