紫外線には要注意!
最近は、夏本番の暑さとなり、日差しも強くなってきましたね。
私たちの肌に悪影響をもたらす、『紫外線』について少しご説明します。
【紫外線によるダメージ】
肌老化の約7割は紫外線の肌に対する影響を受けていると言われます。紫外線は、皮膚の炎症やシミの発生、コラーゲンの減少やエラスチンの破壊などによるハリ・弾力の低下、シワなどの要因となり、また皮膚がんや白内障のリスクを高めます。むやみに怖がる必要はありませんが、皮膚を守るために、しっかりと紫外線対策を行いましょう。
【季節別の紫外線量】
紫外線量は5月から9月頃にかけて特に多くなります。
紫外線が多い季節といえば、夏というイメージがあります。しかし、実はこの時期より前から注意しておく必要があります。今は6月ですので、すでに真夏と同じくらいの紫外線対策が必要です。
【天候別の紫外線量】
曇りや雨だからといって油断は禁物です。晴れの日を100%とした場合、曇りの日は50〜60%、雨の日でも約30%程度の紫外線が降り注いでいます。
さらに、紫外線は上から降り注ぐだけでなく壁や地表に当たって反射するため、海やスキー場では、季節を問わず反射する紫外線にも注意が必要です。
【時間帯別の紫外線量】
一日の中で、紫外線が強いのは10時から14時頃です。特にこの時間帯は肌を紫外線から守るようにしましょう。ただし、日中に比べて日差しが弱まる朝方や夕方でも、紫外線量に大きな変化はありません。そのため、朝の通勤時や夜の帰宅時であっても日焼け止めを塗るなど、紫外線ケアを心がけましょう。
【家の中での紫外線対策】
家の中でも、知らぬ間に紫外線ダメージを受けている可能性があります。そのため、家の中にいる間も対策が必要です。例えば、洗濯干しやゴミ出しの時など、少し外出した時に受けた紫外線の影響でさえも、少しずつでも積み重なれば大きいものになります。
たとえ休日でも、日焼け止めを塗り、メイクをしない日でも、朝のスキンケアの最後にUVカット効果のある乳液や化粧下地を塗ることを習慣づけましょう。