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日々の生活が、生活習慣病に?

生活習慣病を患っている方は、免疫力が低下しているため、コロナ感染後に症状が重症化しやすいと言われています。

生活習慣病とは、生活習慣が原因で引き起こされる症状や疾患です。高血圧、糖尿病、脳梗塞といった疾患です。若い頃からの生活習慣が積み重なって発症します。

【若くても瘦せていても油断できない生活習慣病】

「生活習慣病」と聞くと、「メタボ」「肥満」が原因というイメージが強いため、中年太りの人が発症しやすいものと思っている方も多いと思います。

確かに、症状が進み、重篤な疾患につながるのは40代以降の人が多いのですが、生活習慣の乱れに伴い、20代や30代の人でも、いつの間にか病状が進行していた、というケースが増えています。

また、痩せている人でも内臓脂肪がついている、いわゆる「隠れメタボ」といわれる人は多いそうです。内臓脂肪の蓄積こそがメタボリックシンドロームにつながります。見た目が細いからといって油断はできません。

 

そして、定期健診を受けている人でも、「あまり悪い数値ではないから」、「今は症状がないから大丈夫」と、

軽い気持ちで受け取っている人が多いこともまた事実です。

定期健診の結果は予防や対策のために積極的に活用しましょう。

日々の中で、さまざまな生活習慣が体に及ぼす影響について、私たちはあまり深刻には捉えていません。しかし、毎日の悪習慣が積み重なることで、体に大きなリスクを背負わせてしまうのです。

下記のチェックリストを参考に、自分の現在の生活を見直してみましょう。

【生活習慣病の予備軍?チェックリスト】

当てはまる項目が多いほど、生活習慣病を患うリスクが高いということです。どうでしたか? 2つや3つ以上当てはまる方も多いのではないでしょうか?

 

生活習慣病と呼ばれるものには、高血圧症、動脈硬化、糖尿病などに加え、

脳梗塞や心筋梗塞などの血管障害といった、すぐに生命の危機に直結する病気も含みます。

どの病気も軽視できないものばかりです。

そのどれもが、大きな自覚症状はないまま進行していくため、

定期的な健診で出された数値は実はたいへん重要な目安となります。

自分の体が今どんな状態で、将来どのようなリスクがありそうか、年齢や性別に関係なく、年に1度は自分の健康状態としっかり向き合う機会を設けましょう。