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年末年始のルーティンの乱れ、お正月明けを、すっきり迎えるには?

いよいよ年末ですね。近頃よく耳にする変異株による影響を懸念し、年末年始は家でゆっくりと過ごすという方が多いと思います。

それはさておき、少し遡りますが、年明けのことを少し思い出してみましょう。

年明けは、毎年『だるい…疲れが取れにくい…』という状態になっていませんか?

この根本の原因は日々の「ルーティン」が崩れることにあるそうです。

仕事でも勉強でもスポーツでも、生活リズムのルーティンがあることで、パフォーマンスを発揮しやすくなります。

このルーティンが崩れやすいのが、年末年始の長期のお休みです。

特に健康の土台となる食事、睡眠、運動の3分野がガタガタになるため、仕事を再スタートするときにエンジンがかかりづらい状況となるのです。

【体がだるい…3つの要因】

(1)食事:おせちやお餅で、「塩分」や「糖質」の摂取が過剰になりやすい。
(2)運動:普段の通勤や外出で歩くことが極端に減るため、「運動不足」に。            (3)睡眠:夜更かしや昼寝などで、「睡眠リズム」が大きく崩れる。

(1)食事

食事では、朝、トマトジュースを飲む習慣を取り入れましょう。トマトに含まれるリコピンは、疲れた肝臓を立てなおし、食べ過ぎや運動不足でドロドロになった血液を正常に整える働きを助けてくれるといわれています。

 また、晩御飯は、炭水化物を控えるのをおすすめします。魚、肉、卵などのたんぱく質、野菜などのおかずでお腹を満たせば、物足りなさを感じずに済み、白米を抜くことで、料理の味も自然と塩分を控えた味付けになります。これは、塩分過剰になりがちな正月料理を食べた後のリセットになり、体調を回復させることにつながります。

 

(2)運動

コロナ禍での外出自粛や在宅勤務によるリモート生活で運動不足を実感された方も多いと思いますが、お正月も運動不足になりやすい期間です。

実際に、歩数を普段の3割ほどに減らすという研究では、たった2週間で筋肉量が約4%減少すると言われています。4%とは、筋トレを3カ月間頑張って行い増える筋肉量とされています。(日経Goodayより)

少し運動をしないだけで、せっかく鍛えた筋肉が落ちてしまってはもったいなく感じますね。

そのためにも、まずは、横になる時間を減らしましょう。

ただじっと横になって過ごすよりも、立つだけで1.2倍のエネルギーを消費します。また、さらに歩けば、3倍ものエネルギーを消費するといわれています。

また、普段のウォーキングの前にちょっとした筋トレを加えることで、効率的に筋肉を維持することができます。このお休みの中、プチ筋トレをし、筋肉を貯蓄しましょう。

 

(3)睡眠

睡眠の質を高めるには、寝る前のストレッチがおすすめです。

体をほぐすことで心の緊張感もほぐされ、快眠につながります。

また、カラダが疲れているときには、一緒に胃腸も疲れていることがあるので、親指やゴルフボールを使って押すように足裏をマッサージしてあげましょう。

足裏がスッキリしていると、カラダの調子も上がってきます。

 

年明けをすっきりとした体調で迎えられるように、今のうちから疲れを貯めにくい体づくりを心がけましょう。