スマホがストレスに?デジタルデトックスのすすめ
このコロナ禍により、スマホ依存症の方が増えているそうです。
スマホ依存症とは、ギャンブルや買い物依存症のように、自分でコントロールできず、その依存対象から離れると、不安を感じたり日常生活に支障をきたしてしまう症状のことです。
スマホは、情報が手軽に収集でき、メッセージなどコミュニケーションも容易に取れるなど、とても便利なツールです。
いまや、スマホは生活する上で、切り離しづらくなっていますが、場合によっては、ストレスの原因となってしまうことがあります。
では、「スマホ依存」になるとどのような影響があるのでしょうか?
簡単には、大きく影響するのは、
「日々の生活習慣(食事、入浴、着替え、睡眠など)がないがしろになっている」、
「スマホの触り過ぎによって、人間関係や仕事に問題が起きている」などの社会生活の乱れと、
「頭痛や吐き気・倦怠感」「意欲低下イライラ」などの心身の健康の乱れです。
スマホに熱中して、「食べない」「眠らない」「動かない」など日常生活が乱れることで、頭痛や吐き気、視力や体力の低下などの身体的影響のほか、意欲・関心の低下、易攻撃性(イライラしたり攻撃的な言動をする)などの精神的な症状があらわれます。
特に深刻なのが脳への影響です。息抜きだと考えていたスマホが、 “脳過労”を憎悪させる最大の原因になっているということが非常に多いそうです。
【スマホ依存を改善するには…】
スマホ依存を改善するためには、実現可能な目標を設定することが大切です。
例えば「スマホを見ない」という目標を立てても、いきなりやめるというのは難しいものです。「今日1日だけこのアプリは使わないでおこう」「1週間だけこのゲームはやらないようにしよう」と少しずつ試みてみるなど、少しずつスマホを切り離していくということから始めてみましょう。
1ヶ月ほどぐらい継続して、使用頻度を控えめにしていると、それが普通になってきます。
また、これまでは必要だと思ってたスマホ時間が、実は全然必要なかったことにも気づけるかもしれません。
また、スマホとの距離を置くことで、スマホの存在がストレスの原因という対象から、より感謝を持てるものに変わってきます。
スマホに多く費やしていた時間は、1日を振り返り日記をつけたり、バレンタインのお菓子作りなど、季節や行事を楽しむ時間に充ててみましょう。このように、スマホに代わる別の楽しみを見つけてみてはいかがでしょうか。