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食べたいものからわかる!足りない栄養素とは?

つい手に取ってしまう、甘いものやスナックですが、その一因として、「栄養不足」の可能性が挙げられます。食べたいものからあなたの体に足りてない栄養素をチェックしてみましょう。

 

「今食べたいもの」から、足りない栄養をチェック!

① チョコやドーナツなど「甘いもの」=鉄分不足による貧血かも!?

「疲れると甘いものが食べたくなる!」という経験がある人、多いのではないでしょうか。

糖は脳のエネルギー源になる栄養素で、体にすばやく吸収され、血糖値を上げる働きがあります。お菓子を食べるとテンションが上がる気がする、元気になる気がするのも、そのためです。

しかし、この血糖値の上昇は一時的には良いかもしれませんが、根本的な解決にはなっていないこともあります。実は体が甘いものを欲している時には、血液の鉄分が慢性的に足りていない、貧血状態になっていることがあります。

 

 

貧血を補うには「赤身の肉・魚」を食べよう!

また、貧血状態が続くと、体の代謝が落ちて体脂肪を溜めやすい体になってしまいます。

十分な鉄分を摂り、健康的で美しい体を作るには、『赤身の肉、魚』がおすすめです。具体的には鶏レバーや牛肉の赤身、魚だとまぐろやかつお。ほたてやあさりなどの貝類もいいとされています。

また、チョコレートへの渇望は、生のナッツや種子、マメ科植物や果物から多く得られるマグネシウムを体が必要としている可能性があります。

 

 

② ポテトチップス、ピザなどの「脂っぽいスナック」

スナック菓子や脂肪分の多い食べ物への渇望は、ブロッコリー、ケールや生チーズから多く得られるカルシウムを体が必要としている可能性があります。

 

また、睡眠不足も脂肪分の多い食べ物を欲する原因とされています。実は、日本人の睡眠時間は先進国でトップクラスに短く、中でも東京都民は世界で一番短いと言われています。

睡眠不足は、脳のメカニズムを狂わせて、必要以上のカロリーを欲してしまうことがあるそうです。

 

③ とにかく「辛いもの」が食べたい=亜鉛不足による味覚障害?

たまに食べる分には問題ありませんが、舌の感覚がおかしくなるほど辛いものが好きで、やめられないという人は要注意です。実は、激辛の食べ物が平気という場合、味覚にちょっと問題のあるケースが考えられます。味覚に異変が起こる大きな原因としては、『亜鉛』不足が挙げられます。亜鉛は味覚に作用するだけでなく、美しい皮膚や髪、爪を作るためにも欠かせない栄養素であるため、しっかりと摂取するようにしましょう。

 

 

「食事はしっかり摂っているから大丈夫!」そう思っている方は多いのではないでしょうか?

しかし、女性や子供の8割は新型栄養失調の可能性があるともいわれているため注意が必要です。

日ごろから栄養バランスのよい食事を心がけて、必要な栄養素はしっかり摂取をしていきましょう。