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~長寿化時代の必須知識?知っておきたい資産形成のコツ~

長寿化が進み、老後資金を自分の力で確保することが求められる時代になりました。このような状況の中、『投資』を活用し資産運用しながら、資産の形成を行う方が増えています。そして、このように資産を形成していく上では、コツをおさえておくことが大切です。

資産形成のコツ、それは『長期・積立・分散』です。

これは世界的にも資産運用の王道とされており、

「長い目で資産を育てていきたい」という方にぴったりの方法です。

今回のコラムでは、長期・積立・分散それぞれのメリットについてご説明をいたします。

 

◎継続することで資産を育てる『長期投資』

投資を行うにあたっては、短期的な値動きなどに振り回されず、長期的な視点でとらえることが大切です。

この長期投資を行ううえで、ポイントになるのが『複利効果』です。

複利効果とは、運用で得た収益を当初の元本にプラスして再び投資することで、利益が利益を生み、元本がふくらんでいくというものです。長期の投資を行い、運用期間が長くなればなるほど「複利効果」が期待でき、安定したリターンを得られる効果が高まります。

相場の下落や上昇が起こると、どうしても、目先の値動きに気持ちが左右されますが、数日後、数か月後よりも、10年後20年後に目を向けましょう。

 

◎コツコツ資金を積み上げる『積立投資』

値動きがある商品をいつ買っていつ売ればよいか予想することは難しく、今日買うより、明日買ったほうがよいこともあれば、その逆になる可能性もあります。

そんな状況の中、資産を育てる方法として有効な手法が『積立』です。

「積立」とは、金融商品を一定額で、定期的に買い続ける方法のことを言います。

金融商品の価格が高いときには、購入できる口数が減りますが、価格が低いときは購入できる口数が増えます。このように投資するタイミングを分散させることで、「高い時に一度で購入してしまい、その後に値下がりして、大きな損失を出す」というリスクを減らし、少しずつお金を増やす効果が期待できます。

 

◎リスクを抑えながら成長の恩恵を受ける『分散投資』

投資先を1つに絞った場合、一つの国や会社だけ依存してしまうため、時にはうまくいかなくなることがあります。しかし、投資先を複数に分けたらどうでしょうか。ある資産が価値を下げてもほかの資産については異なる値動きが期待できるため、リスクを効果的に抑えることができます。このように、投資対象を増やすことを分散投資といいます。

分散させる投資先を選択する際は、単純に違う銘柄を買うのではなく、性質の異なるものを組み合わせることがポイントです。株式と債券、国内株と外国株など、投資先を世界中に分散させ、長く保有することで、リスクを抑えながらも成長のチャンスを捉えることができます。

 

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