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病気のリスクに対する準備は保険だけで良いの!?

時代の背景が移り変わるとともに、民間保険も様々な形に変わりました。特に医療保険は入院や手術、通院に対する費用だけでなく、健康状態が良ければ助成金を支給するなど様々です。

もし万が一、病気というリスクが発生した場合でも、医療保険によってお金のことを気にせず治療に専念できるのは、保険の大きな恩恵です。

しかし、お金の備えが十分だからといって、必ず病気が治るわけでもなければ、病気にかからなくなるわけでもないということを、忘れてはいけません。

 

■リスクマネジメント(危機管理)

病気やケガ以外でも様々なリスクが私たちの生活に潜んでいます。それらリスクを考え、それぞれリスクに対して、どのような方法で備えるのかなどを考えることを「リスクマネジメント」と言います。

そのリスクマネジメントには「リスクの回避」「リスクの低減」「リスクの予防」の3つが挙げられます。生きている限り病気を回避することはできません。

そこで、保険に加入すること、また定期的な健康診断や人間ドック、がん検診などを受診することで病気の早期発見に努め、「リスクの低減」に取り組むことが大切です。

 

しかしもっとも大切なことは「リスクの予防」です。タバコやお酒を控えたり、適度な運動や適切な食事、十分な睡眠など生活習慣に気をつけたりすることで、病気を予防することができます。

 

また、健康状態に応じて保険料が割り引かれたり、助成金を受けるなどで、保険を見直す機会がある「健康増進型保険」も有効かと思います。

 

■保険を見直した後を考えましょう

保険を見直した後のことも考えてみましょう。見直しにより浮いた保険料は何に使いますか?

将来のための貯蓄、または生活費にまわすなど様々な使い道が考えられますが、健康のためにスポーツジムや運動器具、人間ドックを受けたりする資金にあてることもぜひ検討してくださいね。

健康に気を向けることで病気を予防できれば、将来の健康不安も少なくなりますし、病気を早期発見できれば治る可能性も高く、治療費も安い上に、身体的なストレスも軽くなります。

 

様々な保険を見比べて、病気になった後のお金の準備ばかりを手厚くするのではなく、病気の予防にも目を向けて、保険料や医療費を賢く節約できるといいですね。

また何から取り組めば良いのかわからない方は、是非とも弊社で健康を促進するためのセミナーを実施しているので、ぜひご参加ください。

 

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