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火災保険の改定 ~見直しと切り替えのタイミング

今秋より火災保険が大幅に改定されることをご存知でしょうか。

近年、大型台風や局地的大雨などの異常気象が原因となる自然災害の増加により、各損害保険会社の保険金支払いが急増しています。

そんな中、2022年10月1日以降保険始期の契約より各損害保険会社で改定が実施されます。

 

主な変更点を3つご紹介いたします。

《最長保険期間の短縮》

最も保険料率が安いとされていた10年契約が廃止され、5年契約が最長となります。

また、一部の長期割引率も引下げられます。

長期契約割引率の高い10年契約の火災保険に加入できる期間は9月末までと、残り短くなっています。

 

《火災保険料の値上げ》

損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構は2021年6月、個人向け火災保険料の目安となる「参考純率」を全国平均で10.9%上げると発表しました。

火災保険料の値上げは直近4年間で3度目ですが、今回の値上げ幅は過去最大です。

 

《建物及び家財の水濡れ、破損、汚損について自己負担額(免責金額)の引き上げ》

水ぬれや破汚損などの補償の自己負担金額が概ね5万円になる改定です。

例えば今までは、ゲーム機やタブレットを落として壊した際に、家財の保険で保険会社によっては自己負担が3,000円~1万円程で直せていたものが、直せなくなってしまいます。

 

以上、2022年10月より改定される火災保険の変更点をご紹介しましたがいかがでしたか?

今回の改定で多くの場合は値上げになると予想されますが、地域、建物構造、保険会社、プランによっては値下げになる場合もあります。

10月以降は引受条件が変わってしまうので、お早めに比較検討されることをおすすめします。

保険料を少しでも抑えたいという方は、切り替えを検討してみましょう。また、加入している契約内容が分からないという方も、この機会に内容を見直してみてはいかがでしょうか。

 

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