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【いま話題!】ウェルビーイングが実現する、人々の幸福を中心とした経済とは

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最近、“ウェルビーイング”という言葉をよく耳にするようになりました。
特に、企業の間では社員の“ウェルビーイング(心身の健康や幸福)”向上
に取り組む動きが広がっています。

なぜ、ウェルビーイングがこんなにも注目を集め、
取り組み始める企業が増え始めたのでしょうか。

そもそもウェルビーイングとは?

“ウェルビーイング”とは、病気予防など健康対策にとどまらず、
私生活の充実や働きがいの向上にも尽くす人材戦略のことを指します。

個人の幸福感は、仕事上の創造性や生産性を高めるといった
研究結果も出ていることから、多様な人材が能力を発揮できる環境を
整備することで、企業価値を高めるという狙いがあるのです。

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ウェルビーイングが注目されるようになったきっかけ

ウェルビーイングが注目を集めるようになった背景には
経営環境の変化があります。

現在、産業構造が労働集約型から知的創造型へと進化しています。
さらにこのVUKA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代における
競争力の源泉は創造性や革新力となっているのです。

そして、これらを生み出すのは個の力であるとされ、
社員一人ひとりの潜在能力を引き出す方法として
ウェルビーイングが注目され始めました。

また、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、
経済成長だけではなく心の豊かさや幸福を重視する社会が望ましい
という価値観が、世界においてより一層注目されるようになりました。

さらに、ウェルビーイングが注目されるようになった
きっかけの1つとして、
昨年2021年に開催された世界経済フォーラムでの
会長クラウス・シュワブ氏の発言も挙げられます。
同氏は、年次総会のテーマとして「グレート・リセット」を掲げ、
世界の経済システムを「人々の幸福(ウェルビーイング)を中心に
考え直すべきだと」と指摘したのです。

日本でも、政府が2021年6月に決定した骨太の方針で
ウェルビーイングの文言を盛り込んだことにより、
各企業が関心を持ち始め、注目をあつめるようになりました。

ウェルビーイングが高まると生産性が上がるってホント?

ウェルビーイングに関しては、様々な研究結果も発表されています。

例えば米イリノイ大学の研究によると、
幸福感が高い社員は創造性が3倍高く、
生産性も31%高いと明らかにしました。

さらに、アデコ・グループ・ジャパンが発表した試算では、
日本で働くすべての人がビジョンを持って生き生き働けるようになれば、
国の生産性は年間22兆3624億円も高まるという結果がでているのです。

ウェルビーイング5つの定義とは?

ウェルビーイングとはどのように定義されるのでしょうか。

米ギャラップはその構成要素を

①キャリア・ウェルビーイング(日々していることが好き)

②人間関係ウェルビーイング(人生を豊かにする友がいる)

③経済的ウェルビーイング(上手にお金を管理する)

④身体的ウェルビーイング(やり遂げるエネルギーがある)

⑤コミュニティ・ウェルビーイング(住んでいるところが好き)

の5つとしています。

95歳以上の米国人と英国人を対象とした調査結果
「The Secrets of Long Life(長寿の秘訣)」によると、
彼らはこのような生活を「経験」していたということが
明らかになっています。

仕事にとても楽しみを見出していた。
余暇には友人や家族を優先していた。
お金の心配はしていなかった。
減量目的で厳しい食事制限をするというよりは、適度な食事をしていた。
体を動かし、よく寝ていた。
くよくよせず、現状に満足していた。
この傾向は、住んでいる地域や街の規模に関係なく見られたのです。

ウェルビーイングを高めることが充実した人生につながる

ギャラップの最新グローバル調査分析では、
エンゲージする「よい仕事」に就くことが、
生き生きとした暮らしを送る基盤になるといっています。

例えば、仕事面で怒りや不満だらけの人と、
仕事にエンゲージ(熱意と当事者意識を持って取り組める)している人、
二種類の人がいるとしたら、まったく異なる人生の成果が待っているのです。

そいった背景もあり、キャリア・ウェルビーイングを基盤に、
その他4つウェルビーイングが整えていくことが
理想の形ともいえるかもしれません。

ウェルビーイング向上をサポートする企業も増加中

従業員のウェルビーイングが向上することは、
企業で働く従業員の人生を豊かにすることに加え、
会社にとってもよい影響をもたらしてくれるということから、
会社単位でウェルビーイング向上のサポートを行う企業が
増加しています。

とはいうものの、何から手を付けたらよいか、
分からないという方は、

ウェルビーイングについての理解を深める
従業員の健康状態・モチベーションを把握する

ことから始めてみましょう。

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