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【ウェルビーイング経営】選ばれる会社が豊かさに注目をする理由

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企業の間で社員のウェルビーイング向上に
取り組む動きが広がりつつあります。

個人の幸福感は仕事上の創造性や生産性を高める
といった研究結果も出ていることを後押しに
病気予防など健康対策にとどまらず
私生活の充実や働きがいの向上にも力を入れる
企業が増えてきているのです。

ウェルビーングの概念とは?

ウェルビーイングは世界保健機構(WHO) が戦後広めた概念です。

厚生労働省では、この言葉を
「個人の権利や自己実現が保障され、
身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念」
としています。

ウェルビーイングを定義するのに
米ギャラップは構成要素として以下の5つを挙げています。

①Career (仕事への納得感)
②Social (他者との深い関わり)
③Financial (経済的満足)
④Physical (心身の健康)
⑤Community (地域社会とのつながり)

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なぜいま、企業がウェルビーングに注目をしているのか

企業がウェルビーイングに対して関心を
寄せる様になったのは最近のことです。
そして、この背景には経営環境の変化があります。

変化の激しい現代において
産業構造が労働集約型から知的創造型へ進化し、
さらにこのVUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性) 時代での、
競争力の源泉は創造性や革新力と言われるようになりました。

そのような中、社員一人一人の潜在能力を引き出す方法として
ウェルビーイングが注目され始めたのです。

ウェルビーイング推進を後押しする大きな要因とは?

さらに、研究成果の蓄積も企業の背中を押しています。

幸福度の高い社員は創造性が3倍高く、
生産性も31%高いという研究結果がでています。

さらに、日本で働くすべての人がビジョンを持って
生き生き働ける様になれば、
国の生産性は年間22 兆円も高まるともいわれています。

さらに、幸福度の高い社員は低い社員に比べて生産性や創造性が高く、
欠勤率や離職率が低いことも研究結果で明らかになってきています。

こういったデータを見て、ウェルビーングに取り組まない手はないと
多くの企業がウェルビーイング経営に興味を持ち始めるようになったのです。

企業がウェルビーイング経営に取り組むメリット

ここまで、企業がウェルビーイングに取り組むことで
得られる効果をお伝えしてきました。

企業全体に良い効果がもたらされるということは、
もちろん現場においても良い効果があるということです。

ここではもう少し具体的に、

現場レベルではどのようなメリットがあるのかをみていきましょう。

【 生産性・企業価値が向上する 】

心身ともに健康で働くことができる環境であれば、
仕事に対する熱意・意欲を持つ社員が増加します。

その結果として、各従業員個人の生産性が上がることに加え、
欠勤や休職をする従業員が減り、
企業としての生産性の向上にもつながるのです。

このように社員の健康を維持しながら働くことができれば、
医療費の削減にもつながりますし、
人材採用などのコスト削減にもつながります。

また、多くの社員がイキイキ働いている企業は、
周囲からみても魅力的で自然と評価が高まるのです。

【 従業員満足度が向上する 】

労働環境や職場の人間関係が整うことで、
社員が抱えるストレスも軽減され、
仕事に対するモチベーション向上につながります。

さらに、環境を整えてくれた企業に対する
ロイヤリティなども高まり、
従業員のパフォーマンスにも良い影響を
与えることが期待できるのです。

【 離職率の低下・優秀な人材確保につながる 】

従業員のエンゲージメントが向上すると、
自然と会社への愛着や貢献意欲などが高まり、
離職防止へとつながります。

また、従業員満足度が高くイキイキ働ける職場は、
求職者からしても非常に魅力的に映ることでしょう。

このように、ウェルビーイング経営を実践し、
従業員満足度を高めることは、社内への影響のみならず
採用活動の面においてもよい影響をもたらすのです。

企業利益の面においても、ウェルビーング経営が欠かせないものに!

ウェルビーイング経営を実現できれば、社員が生き生きと働き、
優れた人材を引き寄せて、企業収益も高まるとの視点から、
企業が利益をあげるためには、社員が幸せを感じることが重要だ
という認識が広がり始めています。

さらに現在、政府が重視している人的資本経営の視点からみても、
人を成長させ、より良い働き方をする社員が多い会社は
投資に値するという考えのもと、投資家の間でも
ウェルビーングに注目が集まっているのです。

時代の変化に伴い、今後は幸せな働き方を追求する企業が選ばれる時代に

これからの会社は、社員から「選ばれる会社」でなければなりません。

高度成長期の昭和時代の働き方は、個々の幸せを犠牲に働いてきました。
自己犠牲による売上達成で短期的な成果は出るかもしれませんが、
長期的な成長にはそぐいません。

このように昭和時代は仕事が中心で私生活は二の次でしたが、
平成になり仕事と私生活のバランスを取る
ワーク・ライフ・バランスが言われる様になりました。
そして令和では、生活の中にいかに仕事を充実させるかの
ワーク・イン・ライフの考え方に移ろうとしています。

これは、人生100 年時代の考え方にも繋がっています。
このように、時代に合わせた働き方を推進する企業が、
「選ばれる会社」へと成長していくのです。

ウェルビーイング経営に取り組みたいけど、何から始めたらいいの?

ウェルビーイング経営が会社にとっても、
従業員にとっても良いことはわかったけれど、
何から始めたらよいか分からない…
という方もいらっしゃるかもしれません。

もしそのようにお悩みであれば、まずは
ウェルビーイングについての理解を深める
従業員の健康状態・モチベーションを把握する
ことから始めてみましょう。

エイジェントヴィレッジのMoneywllnessサービスでは、
ファイナンシャルウェルビーイングとフィジカルウェルビーイングを
軸とした、従業員様のウェルビーイングの測定も行っております。

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ご興味がある・取り組まれたい企業ご担当者様は
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