今回は、ほんの少し時間を使って「老後」と「お金」について考えてみましょう。

 

長く生きて老後も様々な経験を積むことが楽しみな一方で、避けて通れないのがお金の問題です。

40～64歳の男女1,400名を対象にした調査によると、老後のお金に「不安がある」と回答した人は実に88.7％にのぼります。そして、その中の66％の人が「不安だが何も対策をしていない」と答えています。

この調査から、「多くの人は、老後の生活は心配だけれども、具体的に何をしたらいいのかわからない」という漠然とした不安を抱えていることが見えてきますね。

その不安を解消できる方法が２つあるとしたら、何だかわかりますか？

まず、老後の生活に必要な費用の目安は、現役時代の7割から8割程度。

住宅の改修や住み替え費用、緊急時の医療費なども、別途必要です。

 

そのうえで対策の１つ目は

老後が来ないようにする方法です。

”老後”というものを「仕事をリタイアして年金だけで暮らしていく」とするのであれば、とにかく働き続ければよいのです。若い時と全く同じように働く必要はありませんが、何歳になっても何かしら仕事を続けていれば老後はやってきません。

 

２つ目は、現実と向き合い対処法を探ることです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　年金はいくらもらえるか、老後の蓄えはいくらあるか。そしていくら必要で、何に使うかを具体的にイメージすることで、現実に向き合い、不安を解消することができるでしょう。

一人で、または夫婦だけで考えなくても、ファイナンシャルプランナーや金融のプロが世の中にはいます。相談すればライフプランシュミレーションなどから解決策を示してくれます。

さあ、あなたは老後をなくしますか？それとも現実に向き合って問題を取り除いていきますか？