お金の寿命
いよいよ来月7月3日に約20年ぶりの新紙幣発行となります。
壱万円が渋沢栄一、五千円が津田梅子、千円が北里柴三郎へと交代です。
そこで今回は「お金の寿命」に因んで、「資産寿命」について取り上げます。
資産寿命という言葉は馴染みが薄いかもしれません。『資産寿命とは「生命寿命」や「健康寿命」と関連して、老後の生活を営んでいくにあたって、これまで形成してきた資産が尽きるまでの期間』と定義されています。(2019年の金融審議会市場ワーキング・グループ 「高齢社会における資産形成・管理」 報告書(案)より)
つまり人生100年時代と言われている現在、これまでのように人生80年を念頭においた資産形成(貯蓄)では人生の晩年に資産(お金)が不足してしまう可能性があることを意味しています。
それでは資産寿命を延ばすためには何をすべきでしょうか?
答えは現役時代の効果的な資産形成とセカンドライフ時の計画的な取崩しです。
今年3月にマイナス金利は解除となりましたが、現在の銀行金利は普通預金0.02%/年、
10年定期0.30%/年です。この金利では、手元の100万円が2倍の200万円になるまでに定期預金でも240年もかかることになります。(普通預金では3,600年)
そして「貯蓄から投資へ」が謳われる中、今年1月より制度が拡充され新NISAがスタート。資産運用意欲が高まっていることをお感じではないでしょうか。
例えば資産運用して年4%の運用ができれば、先ほどと同じ手元の100万円を200万円にするまでの期間は18年間で達成です。
「年4%なんて可能なの?」「運用(投資)は怖いからな。」と思っているあなた。
弊社では資産形成(投資)についての考え方、お一人お一人に適した取り崩し方法について個別相談をさせていただいています。
みなさん、この機会に是非、ご相談ください。