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便利なパソコン・スマホに潜むVDT症候群

コロナ禍でのおうち時間増加によって、パソコンやスマホと向き合う時間が増えた方も多いのではないでしょうか。

パソコンやスマホは非常に便利である一方で、「目の疲れ」「肩こり」そして「ストレス」などを引き起こしやすくなり、さらには「VDT※症候群」になる恐れもあるため注意が必要です。

※ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル(画像表示装置)

パソコンやスマホといった情報機器を長時間使うことで眼や身体、精神に負荷を与え、悪影響を及ぼす「VDT症候群」。

その症状と対策を確認しましょう。

■VDT症候群の主な症状

ディスプレイに集中していると同じ姿勢のまま操作するため、筋肉が緊張し、血行不良を招きやすくなります。

また長時間ディスプレイを見つめるため、まばたきの回数が少なくなります。

それらが肩こり、目の疲れにつながり、身体全体の不調へと招くそうです。

 

「VDT症候群」はパソコンが普及した1980年代に労働衛生問題として取り上げられるほど、政府からも問題視されています。

それから2002年、2019年とガイドラインが改められるほど、油断ができない問題なのですね。

 

■VDT症候群を防ぐには

技術革新とIT化の進展に応じて、ユーザーである私たちも情報機器との向き合い方について考える必要があります。

 

健康にパソコンやスマホを使うためには、

・1時間に10~15分ほど眼の休憩、身体のストレッチを挟む。

・温かいタオルをまぶたの上に載せ、こめかみや眉毛の下の骨のくぼみを指で押して刺激する。

・加湿器を用意し、部屋と眼の保湿をする。

などが効果的です。

 

それでも肩こりが酷い場合や、眼に痛みを感じる場合などは無理せずお医者さんに相談しましょう。

 

どこにいてもたくさんの情報が手に入り、様々な人と瞬時にコミュニケーションがとれるパソコンやスマホは大変便利ですよね。

しかし、たまにはスマホやパソコンから離れて、周囲の自然に目を向けてみたり、家族や友人との会話を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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