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腸内環境に影響を与える 「悪い習慣」と「良い習慣」

腸内環境を整えることは、体調を改善させることにつながります。

ビフィズス菌などの善玉菌が多いと、体にもさまざまないい影響を与えてくれます。逆に、悪玉菌が多いと、腸内環境が悪化して、便秘や下痢を引き起こしたり、発癌物質を産生するともいわれてます。

そこで、日々の習慣の中で、腸内環境に影響を与える「良い習慣」と「悪い習慣」をご紹介します。

 

悪い習慣:栄養バランスが偏った食事をする⇒良い習慣:栄養バランスを意識した食事をする

実は、毎日似通ったメニューばかり食べていると、腸内フローラの多様性が低下してしまうおそれがあります。特に、腸内細菌のエサになる食物繊維が足りないメニューはNGです。

食事バランスの偏りは便秘を引き起こす一因です。肉や卵などの動物性タンパク質だけでなく、野菜や発酵食品、魚なども忘れずに、バランスよく食べることを意識しましょう。

 

悪い習慣:移動で歩く以外、運動はほとんどしない⇒良い習慣:週に3回は適度な運動をしている

日々の中で座っている時間が長い人や、運動をほとんどしない人は、アクティブな生活をしている人と比べてカラダに良いはたらきをする善玉菌が少ないといわれております。また、運動は腸内の善玉菌を増やす効果があるといわれています。そのため、少し息が上がるくらいの運動を週に3回ほど行い、運動を習慣化することが大切です。

 

悪い習慣:睡眠不足になりやすい⇒良い習慣:規則正しい生活リズムで過ごす

睡眠不足が続くと、食欲を増進させるグレリンなどのホルモンが増え、満腹感を起こすレプチンなどのホルモンが減るため、体重増加につながります。

また、睡眠不足で疲れがとれないと、運動不足になり肥満になりやすくなるという悪循環にも陥ってしまいます。さらに、便習慣を整えるためには、規則正しい生活リズムが大切です。なるべく同じ時間に睡眠を取り、定期的な排便のためのリズム作りを行いましょう

 

悪い習慣:ストレスを感じることが多い⇒良い習慣:ストレスを溜める前にリフレッシュする

脳と腸は密接に関係していると言われています。

ストレスを感じると腸内細菌の種類が減り、腸内細菌の多様性が低下します。ストレスは下痢や腹痛だけでなく、腸内フローラを乱す原因にもなりえます。

なるべく、ストレスを溜める前に、環境を変えたり、気分転換をするなどリフレッシュするように心がけましょう。

 

このように、日々の中で、少し意識をして、腸内環境を整える良い習慣を取り入れることで、体調がよくなり、身体に良い変化が現れるかもしれません。

日常の中で、自分自身が悪い習慣しているのか、良い習慣をしているのか一度考えてみましょう。