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この時期必見!!正しい水分補給方法とは?

8月に入ってから暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

この暑い時期に水分補給は欠かせません。

今回は、水分補給の重要性と正しい水分補給の方法をご紹介いたします。

 

【水分補給の必要性】

水分は人間の体内にもっとも多く含まれる物質です。成人の身体は約55%~60%を水分が占めているといわれています。水分は、体内において体温調節をしたり筋肉を動かす働きをするほか、血液として栄養素を全身に運んだり、汗や尿として老廃物を体外に出すなど重要な役割を担っています。

体内から水分が失われると、以下のように身体への不調を感じるようになります。

・1%損失⇒のどの渇きを感じる

・2%損失⇒めまいや吐き気、食欲減退などの症状

・5%損失⇒脱水症状や熱中症の症状

・10%損失⇒筋肉の痙攣、循環不全などの症状

・20%損失⇒生命の危機

そして、体内の水分不足は、熱中症脳梗塞心筋梗塞など、さまざまな健康障害のリスクにもつながります。これらのことから、水分補給をし、体内の水分量を保っておくことは非常に重要だという事が分かります。

 

【1日に必要な水分摂取量は?】

人間の身体からは、1日に2.5Lもの水分が排出されているといわれています。

そのため、体内から排出された分の水分はしっかりと補給する必要があります。しかし、これらすべての水分を飲み物で摂取する必要はありません。水分は食事から約1L得ることができ、さらに体内では約0.3Lの水分が作られています。そのため、飲み物から得る必要がある水分量は、1日1.2L程度といわれています。

また、運動などをして汗を大量にかいた場合は、発汗によって失われた水分も補給する必要がありますのでご注意ください。

 

【水分補給の適切タイミングとは】

一度にたくさんの水分を摂取してもうまく吸収することができません。そのため、コップ1杯程度(150ml~250ml)の水をこまめに摂取するようにしましょう。食事中や起床後に加え、入浴前後、運動中や運動前後、就寝前など汗を流すタイミングで摂取することを意識してください。

また、のどの渇きを感じた時にはすでに、体内の水分が不足している状態です。のどの渇きを感じる前に、水分補給をするように心がけましょう。

 

水分補給のポイントは、『こまめに』『意識的に』『のどが渇く前に』です。これらを意識して、日々の水分補給を行ってみてください。

 

まだまだ暑い日が続きますが、正しい水分補給を身に付けて、熱中症対策をしっかりと行って元気に過ごしましょう。