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【冬に増える?『ヒートショック』 心筋梗塞や脳梗塞を予防しよう!】

冬は“ヒートショック”が起こりやすい時期です。

“ヒートショック”とは、家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動することで、ヒートショックによって失神や心筋梗塞、脳梗塞などが引き起こされます。特に冬に増える可能性があり、暖かくなった浴室から寒い脱衣所に戻った時や寒いトイレへ行く時などに、注意が必要です。

 

厚生労働省の人口動態統計によると、2019年の家庭の浴槽での溺死者数は7 690人です。

近年の高齢者人口増加を背景に、溺死者数のうち9割以上は65歳以上の高齢者となっており、とりわけ75歳以上の年齢層で増加しています。

 

ヒートショックは、65歳以上の高齢者、高血圧や糖尿病などの動脈硬化の基盤がある人、肥満や睡眠時無呼吸症候群、不整脈の人に発症しやすいです。

下記の項目に該当する場合は、ヒートショックの対策をして入浴するようにしましょう。

また、ご家族の中に該当する高齢者がいる場合は、浴室で倒れている危険もありますので、入浴中はときどき様子を見るなどしましょう。

 

消費者庁は、ヒートショック予防を含めた安全な入浴のための注意事項として、

①入浴前に脱衣所や浴室を暖めておく

②湯温は41度以下とし、湯につかる時間は10分までを目安にする

③浴槽から急に立ち上がらない

④食後すぐの入浴や、アルコールが抜けていない状態での入浴は控える

⑤入浴前に同居者に一声かける

⑥同居者は入浴中の高齢者に注意する

と挙げています。

 

また、コロナウイルスも再び流行りだしています。

コロナ感染予防も欠かさずに、冬の体調管理をしっかりとしていきましょう!

 

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