Column

コラム

新年、家計見直しのコツとは?

新年を迎え、2021年となりました。

昨年は、新型コロナウイルスの影響を強く受け、新しい生活様式が導入された1年でしたね。

 

さて、今年の家計計画はお済みですか?

年末の家計の振り返りをまだしていないという方は、振り返ってみましょう。

振り返りをすることで、昨年は思うように貯蓄できなかったという方も、1年間のお金の使い方に気付くことができます。

昨年1年間のお金の使い方を踏まえて、前向きに今年の家計計画へつなげましょう。

 

【3つの家計計画のポイント】

①ライフイベントの洗い出し

来年のイベントを出来るだけ詳しく書き出します。

たとえばお子さまの学校や習い事などの教育費、お祝い事などです。また、家電や車の買い換え、車検の時期ではないかなども確認します。

そうすることで、通常の生活以外での必要資金を把握することができます。余裕がある人は、2年後~10年先までの大きなイベントも書いてみましょう。

 

②今年の収入の見込み

これまでと働き方が変わらないのなら、これまでと同じくらいの収入が見込めるかもしれません。中には、昇給があるという人もいるでしょう。

ただし、注意しておきたいのは新型コロナウイルスの状況です。

業績への影響で、ボーナスが減額、またはボーナスがなしとなることがあるかもしれません。

心配な人は、今年の収入は厳しめに見積もって、今のうちから作戦を練っておきましょう。

また、徐々に副業を認める企業も増えています。空いた時間に得意なことや関心があることに挑戦してみるのもいいですね。

③資産をどのくらい増やすのか

上記の支出や収入を基に貯蓄目標を立てましょう。

コロナの影響で収入の不安がある人は、まずは最低限できそうな貯蓄目標を立ててみましょう。

その上でもし普段通りの収入があった場合は、その分だけ上乗せ貯蓄をする、というルールを作っておくと前向きな気持ちで家計管理ができます。

海外旅行や車の買い替え、結婚資金など、10年以内に使う資金をためる場合は、給与振込口座とは別で積立定期預金などを活用しましょう。

また、子どもの教育費や老後の生活費など10年以上取り崩さない予定の資金iDeCoやつみたてNISAを活用した資産運用を検討しましょう。

これまでを振り返り、支出と収入を見込み、何のためにお金をためるのかを明確にすることが大切です。

~プチコラム~

【1月7日に食べる七草がゆの習慣】

人日の節句に七草がゆを食べる習わしは、古来より受け継がれてきました。

春の七草の一つひとつに、無病息災を願うこと、邪気を払い遠ざけたいという祈りが込められています。

そのため、七草がゆを食べることで、お正月で不足しやすいビタミンの補給、また胃を休める効果を得ることができます。

1月7日に七草がゆを食べることは、お正月での食べ過ぎや偏った栄養摂取を調整する良い機会にもなるでしょう。

いずれもみずみずしい緑の草ですから、ビタミンがたっぷり含まれています。

1月7日は、滋養豊かな七草で、七草がゆを味わってみませんか。