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新社会人向け!ためる仕組みづくりとは?

「先に貯金」を徹底する

『残ったら貯めよう』と思っていると、なかなかお金は残りません。

そこで、お金を貯めるコツとして、給与振込日に貯金するお金を先取りし、残りのお金で生活をする先取貯金をオススメします。

はじめは、給与振込口座で自動積立定期預金を申し込み、自動的に一部を定期預金に振り替えていきましょう。そうすれば、普通預金のお金を使いきったとしても、しっかり貯金は確保できます。

 

また、話題のつみ立てNISAを活用する方法もあります。いずれも定期的に一定額を積み立てしてくれます。

まずは「ためる仕組み」を整え、手をつけにくい貯蓄をキープすることが肝心です。

 

スマホで家計簿をつける

毎月の給料を何にいくら使ったか知り、いくら使うのがちょうどよいのかの感覚をつかむために、家計簿をつけるのもおすすめです。スマホアプリを使えば、電車の中や食事前後のスキマ時間にぱぱっと入力できます。レシートをカメラ撮影するだけで、自動入力される便利な機能が備わったアプリもあるので、利用してみてください。

お金の流れを『見える化』してムダ遣いを減らしましょう。

 

また、初任給が入り、今までよりも大きい金額を手にすることで「自由に使えるお金が増えた!」と思うかもしれませんが、2年目からは住民税がかかり手取りが減ったと感じやすいです。社会人1年目の収入に合わせて、お金をどんどん使う習慣がついてしまわないように注意しましょう。

 

「貯蓄専用口座」をつくっておく

さらに、準備しておきたいのが「貯蓄専用口座」です。給与振込口座とは別に、貯蓄のためだけの口座を作っておくことをおすすめします。

ボーナスや臨時収入があった際、お金を給与振込口座に入れたままにしていると、「残高がいつもより多いな」と感じて、気持ちが大きくなり、散財につながってしまうこともあります。

ネット銀行は、基本的に独自の店舗がなく、メガバンクやゆうちょ銀行、コンビニのATMなどを使って現金の入出金をします。自分の生活圏内で使えるATMで、入出金手数料がかからないネット銀行を選ぶと、余計な出費がかかりません。

ネット銀行では、ボーナスシーズンに定期預金の金利アップキャンペーンをよく行っており、そのタイミングで1年定期(さらに元利継続タイプ)を選ぶと、少し有利にお金をふやすことができます。

 

新社会人の方に向けたお金の貯まる仕組みづくりについて紹介しました。

初任給は、うれしい反面、きちんと管理していくことも大切です。

上手にやりくりをしながら新生活を楽しみましょう。