現在の日本の抱える課題は、高齢社会の現状です。長寿化の進展により現在60歳の人の約４分の１が95歳まで生き、65歳以上の認知症患者の割合は最大で３人に１人となる可能性があります。年金や医療・介護などの社会保障費は膨張を続け、財政を健全化するのは簡単ではありません。また、家計金融資産の伸びは横ばいで、その約３分の２を60歳以上の世帯が保有し、資産も高齢化が進展しています。

そのような現状の中、長生きした場合に貯蓄がなくなり、公的年金のみで生活する世帯が増えています。貯蓄がある世帯でも、長生き不安による過度な節約から、貯金を取り崩すことに躊躇してしまいます。また、認知能力・判断能力の低下は、資産を効果的に活用することができていません。

今後は長生きに備えて健康で過ごせる時間を長くするために、病気や認知症にならないための日々の身体と心の健康管理と、長い人生にも枯渇しない資産の形成・運用・取り崩しなどを考えていく必要があります。そのためにまずはお金と身体と心の現在の状況を把握し、これからの生活や健康に関わる費用、老後の生活スタイル、次世代に遺すべき資産などの想いを「見える化」することが必要です。その状況や想いにあったファイナンシャルゴールを設置して、そのゴールへ向けた金融商品や保険商品を適切に利用し管理することが今後は必要不可欠になります。

Money Wellness®は、法人・個人向けの２つのプランを用意し、それぞれ「お金」「健康」「リスク」の観点で長生き時代の課題解決をサポートします。

法人向けは、社員にこれからの時代に必要なお金と健康の知識と意識が高めるコンテンツを提供します。学んだ知識は身体的・精神的・社会的に良好な状態を保つウェルビーイングを高め、エンゲージメントが上がり、生産的に働けることにつながります。

個人向けはライフプランを身近なものとし、思い描くゴールへ向けた対策の計画と実行、その後継続的に目標までの管理をして、成功に向けたサポートしていきます。