現在、日本は世界でもトップクラスの長寿大国となりました。しかし、日本人の歩行寿命(自分の足でスムーズに歩くことができる寿命)には変化がなく、平均寿命との差は開く一方だと言われています。
スポーツトレーナの間では「日本人の歩き方は国際的な標準と比べると世界でもっとも下手。」と言われているそうです。歩行寿命を伸ばすためにも、正しい歩き方を身に付けたいものです。

それでは正しい歩き方とはどんなものでしょう。
正しい歩き方とは「基本の姿勢でやや大股気味に速歩き。」だと言われています。また「やや大股」の理想的な歩幅は、身長×0.45です。例えば155cmの人は約70cm、160cmの人は約72cm、170cmの人は約76cmとなります。理想的な歩幅へ近づける為に、意識して普段の歩幅を延ばしてみましょう。

イギリスの国立健康研究所は、歩行速度が速い人は遅い人と比べて平均寿命が長かったと発表しています。現在、この研究結果に示されているような、歩行スピードと健康寿命や長寿との関連性が世界的に注目されています。
人が歳を重ねると脚を引き上げる筋肉が低下し脚が上がりにくくなることで、転倒しやすく健康寿命を縮めることにつながります。そこで、今のうちから脚の筋肉を使う速歩きの習慣を作ることが重要です。歩幅を延ばした早歩きを行うと、太ももの筋肉や体幹部が使用され、筋肉に刺激を与えることで筋トレ効果が期待できます。そしてこれが健康寿命を延ばすことにつながるのです。

長続きをさせるコツは、体に無理のない程度からスタートすることです。
はじめから全ての歩行を速歩きにするのではなく、歩いている途中で大股の速歩きを数分間入れるなど少しずつ生活の中に取り入れていきましょう。
歩幅も歩く速さも少し意識するだけですぐに改善できます！定期的な運動習慣がなかなか作れないとお悩みの方は、日常生活の歩き方を意識して健康寿命を延ばしてみませんか？

 

また、健康寿命と共に資産寿命についても意識をしておきたいものです。資産寿命を延ばすためには、お金に関する知識が欠かせません。

弊社では、資産形成などについて学べるセミナーを定期的に開催しておりますので、ぜひ学びの場としてご活用ください！

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