エンゲージメント向上のカギは“上司と部下との信頼関係”?
👉 従業員エンゲージメント向上などに活用できる、お役立ち資料の無料ダウンロードはこちらから 👈

「従業員エンゲージメントを高める重要性はよくわかっているけど、
具体的にどのように行動を起こしたらよいのかが分からない・・・」
「このような施策は大がかりで手間がかかりそう・・・」
など、エンゲージメントに興味はあっても
なかなか行動に移すことができていない方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、従業員エンゲージメントは
しっかりポイントを押さえて施策を打てば、
それほど大掛かりな施策を講じなくとも
自然と向上していくものなのです。
そして、そのポイントの1つとして
“信頼関係”が挙げられます。
今回は
信頼関係を築くことでもたらされる効果や、
信頼関係を築くポイントについて
ご説明いたします。
決して難しいものではないので、
日々の中に取り入れてみてくださいね。
![]()
従業員エンゲージメントは「満足度」や「モチベーション」と何が違うの?
![]()

従業員エンゲージメントは
「従業員満足度」や「モチベーション」
とそれほど違いがないのでは…?
思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これらは全く別物です。
ここでは、これらの違いについてご説明いたします。
従業員満足度:従業員にとって会社が居心地のいい空間であるか、
上司や会社に不満がないかを示したもの。
従業員満足度の高さが、100%会社の業績向上に繋がるものではない。
モチベーション:動機付けや意欲、あるいは目的意識とも呼ばれる概念。
やりたい仕事があるからこの会社で働いているという
社員のモチベーションは、必ずしもいま所属している企業への
思いとは一致しない。
エンゲージメント:会社や現在の仕事内容に価値を見出しており、
組織や同僚を信頼して貢献したいと思っている状態。
特に、「エンゲージメント」には「契約」という意味があり、
従業員と企業間における双方向の強い結びつきを指す言葉。
従業員エンゲージメントとは、
志や理念をもって会社を立ち上げた経営陣と同じくらい、
従業員の仕事に対する気持ちを
高めることができるかということを指し、
会社の生産性にも直結するような数値だといえるのです。
?従業員エンゲージメントについての詳細はこちらをクリック?
【業績向上のカギ?】注目を集める「従業員のエンゲージメント」とは?
![]()
従業員エンゲージメントを構成する3つの要素
![]()

従業員エンゲージメントは
・理解(従業員がどれだけ組織の理念やビジョンを理解しているか)
・共感(自社の理念・ビジョンに共感できているか)
・行動意欲(自主的に組織のために行動しようとする姿勢や意欲)
の3つの要素から構成されています。
この3つの要素が満たされることで、
従業員のエンゲージメントが高まっていくのです。
![]()
従業員エンゲージメントを高めるために会社ができること
![]()

従業員のエンゲージメントを高めることができれば、
従業員が容易に転職することもなくなります。
むしろ会社の成長のために、
自発的に貢献してくれることさえ期待できます。
そして、従業員エンゲージメントを高めるための
重要項目としては以下のようなものが挙げられます。
・企業理念・ビジョンを浸透させる
・納得性の高い人事
・社内コミュニケーション活性化
・ワークライフバランスを整える
・キャリア開発の支援
・職場のチームワーク
・従業員のモチベーションを上げられる雰囲気
・イノベーションを生み出す風土
これらの項目をご覧になってどのように感じましたか。
実はこれらの項目には、
“上司”という存在が大きく関わっています。
つまり、部下の従業員エンゲージメント向上の
一番近いところにいるのが上司で、
上司の部下に対する姿勢や関わり方が重要になるのです。
![]()
信頼関係がないと、上司の思いは伝わりづらい?
![]()

人は「正しい事を言う人」や
「仕事のできる人」のことよりも、
「自分のことをちゃんと受け止めくれる人」
のことを信頼します。
いくら上司が熱い思いを伝えたとしても、
そこに信頼がないと上司の言葉は
部下に伝わりません。
信頼なくしては、部下を称賛しても心に響きません。
さらに部下が、
やってはいけないことをしたときに
強く叱ったとしても反発が起こる可能性があります。
たとえ「叱らない指導方法」を
実践したとしても信頼のないところには
何も起こりません。
仕事をするうえでは何よりも最初に、
上司と部下との信頼関係を築き上げることが大切なのです。
![]()
部下との信頼を築き上げるためにはどうしたらよいのか?
![]()

信頼関係が重要なのは分かったけれど、
どのように築いていけばよいのか分からない。
もうすでに部下との距離感が
できている気がする・・・
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
信頼関係を築き上げるのは今からでも遅くはありません。
まずは、毎日の中で部下への承認を
繰り返していくことを心がけてみましょう。
「いつも見てもらえている」という
感覚を部下が持てるように、
部下の考えや価値観、努力、
経験、スキルなどを認めましょう。
そしてこれらを言葉で伝えるのです。
そういった日々の小さな土台作りを
積み重ねていくことで、
いつしか上司の存在が
「自分のことをいつも見てくれている人」
へと変化していきます。
![]()
上司の変化が部下のエンゲージメント向上につながる?
![]()

上司と部下との間に強い信頼関係が出来ると
普段の声掛けを受け取る姿勢にも大きな変化が出てきます。
いつも自分を見てくれている信頼ある上司から
称賛されると部下は心から励みに思います。
たとえきつく、大きな声で叱られたとしても、
それは心に響き、心からの反省につながります。
上司の言葉や行動の一つ一つがしっかり部下に届き、
従業員エンゲージメントを高めるための指導や言葉も
部下へと伝わっていくようになるのです。
こうした、日々の小さな積み重ねが、
組織の理念やビジョンの理解・共感、
自主的に組織のために行動しようとする
姿勢や意欲を生み出すことにつながるのです。
![]()
あなたの会社でも従業員のエンゲージメントを高めて、業績向上につなげませんか
![]()

今回のコラムでもお伝えしてきたように、
従業員のエンゲージメント向上が、
企業全体の生産性向上へとつながり、
業績UPにも関わってくるということから、
従業員のエンゲージメント向上に
企業全体で取り組む会社も増加しています。
具体的に何から始めたらよいか分からないという場合は、
まず従業員のエンゲージメントの現状把握から
始めることをお勧めいたします。
エイジェントヴィレッジのMoney wellnessサービスでは、
企業で働かれる従業員様のエンゲージメント診断はもちろん、
その結果をもとにした施策やサポートまで
お手伝いをいたします。
従業員エンゲージメント向上施策に
取り組みたい・興味があるという方は
無料個別相談などを通して、
お気軽に現状をご相談くださいませ。
また、従業員エンゲージメントについて考えるきっかけとして、
以下の資料もぜひご活用くださいませ。




