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【年代別シリーズ】60代以降は特に必見!人生100年時代に備えるライフプランニング

仕事をご勇退され、これからの暮らし方や、夢や目標を持ってセカンドライフに思いをはせている60代。中には勤めている企業に雇用の継続を希望し、65歳まで目一杯働こうと考えている方もいらっしゃるかもしれません。

 

退職金や年金、積み上げた資産でセカンドライフを楽しもうと考える中、どうしても避けられないのがお金とのかねあいではないでしょうか。皆様が目指す素敵なセカンドライフを実現するためにも、できるだけ具体的に今後の生活をイメージし、かかるお金をどう準備するか、計画することが必要です。

 

そのためにも、まずは「現状の把握」から始めましょう。

 

■老後の生活費

高齢無職世帯の収入の月平均は23万7,659円で、そのほとんどが年金収入と言われています。

これに対し、最低限必要とされる支出額の月平均は27万929円

この差額は約3万3,270円 (2019年「家計調査報告」より)。

 

年間約40万円は貯蓄などの取り崩しが必要になります。

 

また、ゆとりある老後生活を送ろうとすると、約35万円の生活費が必要と言われており、より多く貯蓄などを取り崩す必要があります。

 

現在60歳の4人に1人が95歳まで生きると言われています。

人生100年時代を見据えたライフプランニングが欠かせないものとなるでしょう。

 

■医療費

そして、「医療にかかるお金」についても把握する必要があります。

原則75歳以上であれば、後期高齢者医療制度により医療費の自己負担額は原則1割程度で済みます。

また、70歳以上になれば、高額療養費制度によって、1か月間の医療費の限度額が大幅に下げられ、さらに医療費の負担を抑えることができます。高額療養費制度は家族の医療費が合算できるなど、医療費を抑える制度の恩恵を多く受け取ることができます。

しかし、ある程度の医療費に備えておくことも大切です。例えば入院時の差額ベッド代、食事代の自己負担部分、通院時の交通費などは全額自己負担です。貯蓄で賄える方なら心配ありませんが、それらをカバーするためにも民間の医療保険やがん保険で備えることも視野に入れましょう。

 

■老後訪れるライフイベント

老後に訪れる可能性のあるライフイベントが、ご自身の介護やリフォーム、相続についてです。それらは早期に、ご自身が健康なうちに考えることが重要です。

ご自身の介護が必要になったときや、老後の住まいについてなど、ご家族と話し合っておくことで、万が一身体が不自由になったときでも対応することができます。バリアフリー仕様の検討や、「持ち家」を活かして銀行から融資を受けられる「リバースモーゲージ」もオススメです。

 

相続についても、あらかじめご家族で話し合うほか、生前贈与などを行うことも有効です。

そして遺言書の作成も重要です。遺言書を作成することで、法定相続人以外の家族やお世話になった方に向けて、想いと財産を譲渡することができます。

また、もし相続人がいない場合、せっかくの相続財産が国に渡ることを防ぐことができます。贈与については家族信託という財産の管理方法もありますので、それぞれに適した制度の活用をご提案できると思います。

 

貯蓄が難しいと思われる方でも、支出や保険を見直すだけで理想のセカンドライフにグッと近づくことができます。皆様が描くセカンドライフを私たちエイジェントヴィレッジがパートナーとなり、お手伝いをいたします。

 

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