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【年代別シリーズ】50代は特に必見!最後の貯蓄時期にできること

人生100年時代の折り返し地点でもある50代。勤めていた企業からの退職、それと同時に始まる老後など、ずっと先だと思っていたイベントが突然近くに感じられる年代ではないでしょうか。

 

お子様がいるご家庭でも教育費の支払いが終わりに近づき、家計にゆとりができるのもこの年代です。

将来の人生予想に不確実性が少なくなり、未来予想と現実の誤差が小さくなるはずです。もしかしたら、不確実なのは、ご自身の将来の健康状態くらいかもしれません。

 

■どう貯める?最後の貯蓄時期

50代は、年金を受け取る65歳までの「最後の貯蓄時期」です。30代や40代と比べ、収入が高い傾向にある50代ですが、平均的には50代後半は給与が減少しやすいと言われています。

 

貯蓄の再確認や資産運用だけでなく、日々の支出額はどうか、不測の事態が生じた場合に対応できる資金はどれくらいあるのかなど、様々な資金について把握しておく必要があります。

特に支出額を把握することは、老後に突入した際の生活水準を決定する大切な要因となります。

例えば収入が高い分、広い部屋を予約して旅行に行ったり、美味しいものを食べたくなりますが、「ちょっと」の積み重ねが毎月数万円以上の支出になることもあります。

今から生活水準を落とすのはストレスに感じるかもしれませんが、老後に突入したときに生活水準を急に落とすことは最も難しいです。

そこで現段階から毎月の支出額を把握し、早期段階から老後生活のイメージをして、

貰える年金と取り崩す資産に対して、適切な支出額かどうかを確認する必要があります。

支出はないか。このままの貯蓄で大丈夫か。

不安に思われる方はお金の動きを「見える化」するためにも、ライフプラン作成をおすすめします。

 

■最強の老後資金作り「iDeCo」

また50代半ばであったとしても、iDeCo「個人型確定拠出年金」への加入をおすすめします。

掛金を拠出できる期間は60歳までと短いですが、税制優遇のメリットは小さくありません。例えば55歳加入で、毎月23,000円を拠出したとすれば、年間で約55,000円の節税効果(所得税と住民税の合計税率が20%の場合)なるので、年末調整や確定申告で手元に戻ってきます。

 

掛け金の運用益も非課税となる上に、積み立てた資金を受給する時も税制優遇を受けることができます。一時金として受給すれば「退職所得控除」、年金として受給すれば「公的年金等控除」が適応されます。

 

もしiDeCoを利用せずに貯金をしたり、投資をしてもこれらの恩恵は得られません。短い期間だとしても効果が高いのでオススメです。

iDeCoについて詳しいコラムはコチラ

 

その他にも、50代は高齢となる親の介護に加え、相続が発生しやすい年代です。

親族間で争わないためにも遺言書の作成や、相続対策なども必要となります。

 

50代は老後資金を貯めやすく、今後の生き方を左右する重要なライフイベントとなります。人生100年時代に備えて、今から出来ることを取り組みましょう。

 

人生100年時代のライフプランについて詳しくはコチラ

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