【年代別シリーズ】20代は特に必見!黄金比率で賢く生活
アルバイトや学校卒業後の入社など、おそらく初めて働く年代としては20代が最も多いのではないでしょうか。新しい環境に身を置き、それぞれがお金について不安を抱いているかと思います。
働き始めて考えたいことは、収支のバランスです。初めての収入で嬉しいからといって、あれもこれもと支出してしまうとお金が貯まらない悪循環に陥ってしまいます。
また、30代、40代以降の方と収入を比べると、20代は決して高いとは言えません。したがってより計画的に収支バランスを計算する必要があります。
■20代からライフプランを視野に入れましょう!
資産形成をする上で、20代の強みは、資産形成をする時間がどの年代よりも長いことです。貯金にしても資産運用にしても、どの年代よりも長期的に取り組むことができます。
つまり20代から賢い資産形成を心掛ければ、10年後、20年後のライフプランニングにゆとりをもって取り組むことができます。
■まずは家計を見直してみましょう!
家計を見直す黄金比率「2:6:2の法則」はご存知でしょうか?
この法則は手取り収入の割合を「貯金:生活費:自己投資」の割合で「2:6:2」に当てはめるという法則です。
通常「貯蓄」する場合、残ったお金を回しますよね。しかしこの法則では、先に手取り収入の2割を貯金や資産運用に回すことで、使い過ぎを抑制してお金を貯める方法です。
また、「自己投資」については、キャリアアップのための資格取得やスキル取得のための費用です。長期的な視点から、稼ぐ力を身に着けるためにも早期段階からの自己投資に取り組むことをおすすめします。
そして、手取り収入の6割として支出する生活費ですが、項目別に具体例を見ていきましょう!
- 家賃:家賃は手取り収入の20~30%が理想と言われています。家計の中で家賃が占める割合というのは非常に大きく、毎月決まった金額が支出される固定費です。家賃の節約に成功すれば効果が持続し続けるため、頑張って節約したい項目の一つだと言えます。
- 食費:外食を含めて、手取り収入の10~15%(2~ 3万円)が理想と言われています。20代の食費平均額が約4万2千円と算出されており、食費の目安が低く感じるかもしれませんが、自炊を心がければ、不可能な金額ではありません。
- 水道光熱費・通信費:手取り収入の10%(2万円)が理想的だと言われています。電気・ガス・通信費などは、プランや回線を見直すことで大幅な節約につながるかもしれません。
- 交際費・雑費:被服・美容代は手取り収入の5%(1万円)交際費に関しても5%(1万円)雑費3%(6千円)が理想的な金額と言われています。
では、手取り収入が20万円とした場合の生活費の予算は以下の通りです。
項目 |
生活費金額(ひと月の上限) |
割合 |
家賃 |
40,000~60,000円 | 手取りの20~30%
200,000円の20~30% |
食費 |
20,000~30,000円 | 手取りの10~15%
200,000円の10~15% |
水道光熱費・通信費 |
20,000円 | 手取りの10%
200,000円の10% |
被服・美容代 交際費 雑費 |
10,000円
10,000円 6,000円 |
手取りの5%
手取りの5% 手取りの3% |
合計 |
下限106,000~上限136,000円 | 手取りの53%~68% |
予算はあくまでも目安ですので、ご自身の生活スタイルに合わせて調節しましょう。
また、「2:6:2の法則」の貯金や資産運用についてですが、資産運用はわからないことがいっぱいありますよね。
そこで、国が運営する個人型確定拠出年金(iDeCo)や少額投資非課税制度(NISA)などを上手に利用することで、効率よく将来に向けて、資産形成をすることができます。
特にiDeCoは早期に始めるほど資産形成に有利な運用方法となっておりますので、詳細は以下のコラムからご確認ください。
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