72の法則を知ろう!資産運用やローン組入で使える便利な法則
資産運用や消費者金融機関でお金を借りる際に見られる「金利」。
この金利と「72の法則」を使うことで、簡単に運用や返済額などを計算することができます。
今回は便利で簡単な「72の法則」についてご紹介します。
■複利の効果をチェックしましょう
まずは「72の法則」の前に、「複利の効果」についてご紹介します。
複利の効果とは、例えば資産運用の場合、投資で得た運用利益を再投資することで、利息がさらに上乗せされ、利益がどんどん膨らんでいくことを指します。
例えば、100万円を年間金利5%で、再投資をせずに運用した場合(単利運用)、1年間で得られる利益は、毎年5万円となります。
一方、100万円を元本として投資し、運用で得た利益を次の年に再投資する(複利運用)の場合、以下の通り、単利運用に比べて、利益が膨らんでいくことが分かります。
【例】元本100万円 年間金利5%で運用した場合
単利 | 複利 | |
1年後 | 1,050,000円
(利益5万円) |
1,050,000円
(利益5万円) |
2年後 | 1,100,000円
(利益10万円) |
1,102,500円
(利益10万2500円) |
3年後 | 1,150,000円
(利益15万円) |
1,157,625円
(利益15万7625円) |
4年後 | 1,200,000円
(利益20万円) |
1,215,506円
(利益21万5506円) |
5年後 | 1,250,000円
(利益25万円) |
1,276,282円
(利益27万6282円) |
このように、単利運用に比べて複利運用は利益が膨らみ、また長期間の運用と相乗効果で大きな利益をもたらします。
■どのくらい儲かる?72の法則
複利の計算は、単利の計算とは違って複雑です。
「結局どのくらい儲かるのか」を知りたいときに便利なのが「72の法則」です。
<72の法則>
72 ÷ 金利 ≒ お金が2倍になる期間
例えば、100万円を年間金利5%で複利運用した場合、2倍の200万円になるのはいつ頃だと思いますか?
ここで72の法則を活用してみましょう。
<100万円を年間金利5%で複利運用>
72 ÷ 5% ≒ 14.4年
つまり、100万円が200万円になるのは、14.4年後と計算できます。
同様に、72の法則を使うと、手元にある100万円を、例えば20年で2倍にしたい場合、年間金利何%で運用をしたら良いのか、ということも計算することができます。
<100万円を20年で2倍に複利運用したい>
72 ÷ 20年 ≒ 3.6%
つまり、100万円を20年で200万円にするには、年率3.6%で複利運用する必要があることが分かります。
■お金を借りるときも使える!72の法則
72の法則は、消費者金融などからお金を借りる場合にも役立てることができます。
例えば、年間金利12%で、消費者金融から100万円を借りた場合、返済しなければいけない金額が200万円に達する期間は次の通りです。
<100万円を年間金利12%で借りた場合>
72 ÷ 12% ≒ 6年
たった6年で、返済しなければいけない金額は200万円になると計算できます。
消費者金融では審査が通りやすく、お金を借りやすい反面、金利は高めに設定されています。
また、銀行で借りる場合、お金の使用目的が定められていない「フリーローン」の方が、住宅ローンや教育ローンなど目的が限定される「目的型ローン」よりも金利は高めに設定されている傾向にあります。
これから資産運用を考える方や、ローンを組もうとしている方などは、今回ご紹介した72の法則を参考にしてみてくださいね。
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